モーツァルティアン 第106号2019.12.1

MOZARTIAN 106

モーツァルティアン・フェライン

ルツェルンの街並みから見える観光ホテルGutsch
レストラン兼用で、専用のケーブルカーで往来する

季刊「モーツァルティアン」(第106号)(2019年12月1日発行)

            目  次

*クルレンツィスのダ・ポンテ三部作・演奏会形式オペラを見て
ルツェルン音楽祭2019の報告記・・・・・・・・・・・・・・・・倉島 収

*150周年を迎えたウィーン国立歌劇場
~広報誌Prologとオペラ上演記録~・・・・・・・・・・・・・・加藤文夫

*著書『クラシック100の味』とモーツァルト ・・・・・・・・・・・・・・・平野玲音

*モーツァルトとチャイコフスキー・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・石津勝男

*モーツァルトの劇作品中の名曲(3)
オペラ・ブッファ・・・・・・・・・・・・・・・・篠田 滋

*調性選択の秘密 4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・真部 淳

*ニュース欄 池内紀氏を偲んで モーツァルトの肖像画が競売に・・・・・・・編集部

表表紙:  ウィーンの国立歌劇場のロビーに飾られているモーツァルトの胸像
裏表紙:  ヨーゼフ・ハイドンを師と仰ぐウィーン古典派の作曲家たち(ハイドン博物館、エステルハージィ)
                          目次の口絵写真も含めいずれも倉島収さん撮影(2019年9月)
エディターより
 
■フランスのチェロ奏者アラン・ムニエの演奏会に出向いたところ、「世界初録音」と銘打って今夏リリースされたモーツァルトのピアノ三重奏のCDが。ロバート・レヴィン(ピアノ)、ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)と行なったレヴィンによるK442補完版の演奏(16年3月)を収録したもので、思いがけない収穫となりました。
■クルレンツィス旋風の勢いはとどまるところを知らず。ダ・ポンテ3部作一挙上演のルツェルン音楽祭などを観劇された加藤浩子先生が10月例会で克明に「革命児」たるゆえんを解説してくださいました。今号のトップは観劇ツアーに加わった倉島収さんの興奮冷めやらぬ現地リポートです。
■既にCDや映像でクルレンツィスの演奏スタイルに通暁している倉島さんの最大の目的は、ルツェルン音楽祭の実演で確かめてみることだったといいます。果たして、その成果は?報告が詳しく紹介している通りです。演奏会形式でありながら、従来と異なる斬新性とは一体どのようにして生まれるのか。各公演の模様をご覧ください。ルツェルンなどの観光記も併せて掲載しています。
■加藤文夫さんには150周年を迎えたウィーン国立歌劇場について寄稿していただきました。劇場広報誌Prologの記念号が載せた貴重な資料をもとに歴史をたどった内容で、演目が一目で分かる労作の表も楽しめます。1869年5月25日の杮落とし公演は「ドン・ジョヴァンニ」。では上演回数の第1位は?「フィガロの結婚」です。
■そのウィーンを拠点に活動するチェロ奏者、平野玲音さんには音楽エッセーの新著「クラシック100の味」の中でモーツァルトに触れた部分をご紹介いただきました。味を切り口としたユニークな内容。そこには音楽の都で思索を重ねたご自身の演奏哲学もちりばめられています。
■毎号ご執筆いただいている石津勝男さんが今回取り上げるのはチャイコフスキー。モーツァルトを崇拝したロシア作曲家がいかに影響を受けたかを多面的に分析しています。昨年3月例会の森垣桂一先生の講演も引用されていますが、来年2月は先生が再登場されますので準備にも最適です。
■篠田滋さんの連載「モーツァルトの劇作品中の名曲」は第3回「オペラ・ブッファ」。5作品について名場面のアリアを中心に取り上げ、推薦盤と併せてご自身の解説を加えています。最後の「コシ」の第29曲をめぐる「矛盾」は永遠のテーマかもしれませんが、あらためて納得。
■今春から大学教授として教鞭を執る真部淳先生の連載が再開しました。「調性選択の秘密」第4回をお届けします。調性の附表もあります。エピソード満載の今回は、モーツァルトにおけるホ長調がメイン・テーマ。「これぞ正真正銘のホ長調」として挙げる作品は何でしょうか?
■当会は2020年1月、新年会を兼ねて例会400回記念のイベントを開催します。2022年秋は1982年10月創立から40年です。どうぞ良いお年を!
■表紙と目次の口絵の写真は倉島さん撮影の貴重な資料からご提供いただきました。厚く御礼申し上げます。     (2019.11.23山崎博康)
 
お知らせ 
年4回発行の季刊誌は経費削減のため、2020年も年2回の発行となります。
当面の措置ですので、季刊の名称はそのままです。
季刊「モーツァルティアン」第107号 原稿募集
モーツァルト関係の音楽論、音楽随想、音楽評論など自由
締切日:2020年4月30日  発行予定:2020年6月1日
*    原稿はワードファイルでメールにて山崎博康:hyrynx@gmail.com 宛てにお送りください。 
モーツァルティアン・フェライン新会員募集中
名誉会長:若松茂生 名誉会長・臨時会長(当面兼務):澤田義博
副会長:山本博幸 澤田正彦 山田健二
顧問:久元祐子(国立音楽大学教授)、田辺秀樹(一橋大学名誉教授)
主な活動:季刊「モーツァルティアン」と月刊「事務局レター」の発行、月例会の開催
年会費(入会金なし):正会員5,000円、学生会員2,500円、*例会費は別途実費が必要
新ホームページ: https://www.mozartian-verein.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MOZARTIAN-VEREIN
モーツァルティアン・フェライン会報 第106号 2019年12月 1日発行
発行人:若松茂生  編集人:山崎博康  特別会費 \500
本書掲載記事の、他の著作物やメディア等への転載を禁じます

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