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2006年 


●2006年12月事務局レター(06/12/01) 講師;若松茂生氏氏、前回例会結果;中野雄氏

●2006年11月事務局レター(06/11/01) 講師;中野雄氏氏、前回例会結果;樋口隆一氏

●2006年10月事務局レター(06/10/01) 講師;樋口隆一氏、前回例会結果;青柳省三氏

●2006年9月事務局レター(06/09/01) 講師;青柳省三氏、前回例会結果;安田和信氏

●2006年7月事務局レター(06/07/01) 講師;安田和信氏、前回例会結果;久元祐子氏

●2006年6月事務局レター(06/06/01) 講師;久元祐子氏、前回例会結果;江端伸昭氏

●2006年5月事務局レター(06/05/01) 講師;江端伸昭氏、前回例会結果;福地勝美氏

●2006年4月事務局レター(06/04/01) 講師;福地勝美氏、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2006年3月事務局レター(06/03/01) 講師;田辺秀樹氏、前回例会結果;三澤寿喜氏

●2006年2月事務局レター(06/02/01) 講師;三澤寿喜氏、前回例会結果;第5回、会員有志による参加型例会

●2006年1月事務局レター(06/01/01) 第5回、会員有志による参加型例会、前回例会結果;牧野成史氏

2007年 


●2007年12月事務局レター(07/12/01) 講師;牧野成史氏、前回例会結果;若松茂生氏

●2007年11月事務局レター(07/11/01) 講師;若松茂生氏、前回例会結果;沢田義博氏

●2007年10月事務局レター(07/10/01) 講師;沢田義博氏、前回例会結果;中野雄氏

●2007年9月事務局レター(07/09/01) 講師;中野雄氏、前回例会結果;安田和信氏

●2007年7月事務局レター(07/07/01) 講師;安田和信氏、前回例会結果;久元祐子氏

●2007年6月事務局レター(07/06/01) 講師;久元祐子氏、前回例会結果;大田哲弘・河原奈美 ジョイントコンサート

●2007年5月事務局レター(07/05/01) 大田哲弘・河原奈美 ジョイントコンサート、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2007年4月事務局レター(07/04/01) 講師;田辺秀樹氏、前回例会結果;三澤寿喜氏

●2007年3月事務局レター(07/03/01) 講師;三澤寿喜氏、前回例会結果;倉島収氏

●2007年2月事務局レター(07/02/01) 講師;倉島収氏、前回例会結果;会員有志による参加例会 

●2007年1月事務局レター(07/01/01) 第6回 会員有志による参加型例会、前回例会結果;若松茂生氏

2008年 


●2008年12月事務局レター(08/12/01) 江端津也子サロンコンサート、前回例会結果;若松茂生氏

●2008年11月事務局レター(08/11/01) 講師;若松茂生氏、前回例会結果;樋口隆一氏

●2008年10月事務局レター(08/10/01) 講師;樋口隆一氏、前回例会結果;安田和信氏

●2008年9月事務局レター(08/09/01) 講師;安田和信氏、前回例会結果;ジェラール・プーレ氏

●2008年7月事務局レター(08/07/01) 講師;ジェラール・プーレ氏、前回例会結果;久元祐子氏

●2008年6月事務局レター(08/06/01) 講師;久元祐子氏、前回例会結果;宮崎宇史氏

●2008年5月事務局レター(08/05/01) 講師;宮崎宇史氏、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2008年4月事務局レター(08/04/01) 講師;田辺秀樹氏、前回例会結果;田之倉稔氏

●2008年3月事務局レター(08/03/01) 講師;田之倉稔氏、前回例会結果;水谷彰良氏

●2008年2月事務局レター(08/02/01) 講師;水谷彰良氏、前回例会結果;第7回 会員参加型例会

●2008年1月事務局レター(08/01/01) 第7回 会員参加型例会、前回例会結果;牧野成史氏

2009年 


●2009年12月事務局レター(09/12/01) 講師;西川尚生氏、前回例会結果;若松茂生氏

●2009年11月事務局レター(09/11/01) 講師;若松茂生氏、前回例会結果;山田高誌氏

●2009年10月事務局レター(09/10/01) 講師;山田高誌氏、前回例会結果;礒山雅氏

●2009年9月事務局レター(09/09/01) 講師;礒山雅氏、前回例会結果;「久元祐子レクチャーコンサート」

●2009年7月事務局レター(09/07/01) 「久元祐子レクチャーコンサート」、前回例会結果;「世界的巨匠ジェラール・プーレの世界」

●2009年6月事務局レター(09/06/01) 「世界的巨匠ジェラール・プーレの世界」、前回例会結果;「室内楽の名手で楽しむモーツァルトのオペラ」

●2009年5月事務局レター(09/05/01) 「室内楽の名手で楽しむモーツァルトのオペラ」、前回例会結果;石津勝男氏

●2009年4月事務局レター(09/04/01) 講師;石津勝男氏、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2009年3月事務局レター(09/03/01) 講師;田辺秀樹氏、前回例会結果;沢田義博氏

●2009年2月事務局レター(09/02/01) 講師;沢田義博氏、前回例会結果;モーツァルティアン・フェライン新年会

●2009年1月事務局レター(09/01/01) モーツァルティアン・フェライン新年会、前回例会結果;江端津也子サロンコンサート

2010年 


●2010年12月事務局レター(10/12/01) 江端津也子サロンコンサート、前回例会結果;若松茂生氏

●2010年11月事務局レター(10/11/01) 講師;若松茂生氏、前回例会結果;大原哲夫氏

●2010年10月事務局レター(10/10/01) 講師;大原哲夫氏、前回例会結果;福地勝美氏

●2010年9月事務局レター(10/09/01) 講師;福地勝美氏、前回例会結果;澤田義博氏

●2010年7月事務局レター(10/07/01) 講師;澤田義博氏、前回例会結果;久元祐子氏

●2010年6月事務局レター(10/06/01) 講師;久元祐子氏、前回例会結果;杉理一氏

●2010年5月事務局レター(10/05/01) 講師;杉理一氏、前回例会結果;倉島収氏

●2010年4月事務局レター(10/04/01) 講師;倉島収氏、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2010年3月事務局レター(10/03/01) 講師;田辺秀樹氏、前回例会結果;幸松肇氏

●2010年2月事務局レター(10/02/01) 講師;幸松肇氏、前回例会結果;モーツァルティアン・フェライン新年会(第9回会員参加例会)

●2010年1月事務局レター(10/01/01) モーツァルティアン・フェライン新年会(第9回会員参加例会)、前回例会結果;講師;西川尚生氏

2011年 


●2011年12月事務局レター(11/12/01) 講師;下山静香氏、前回例会結果;若松茂生氏

●2011年11月事務局レター(11/11/01) 講師;若松茂生氏、前回例会結果;真部淳氏

●2011年10月事務局レター(11/10/01) 講師;真部淳氏、前回例会結果;加藤浩子氏

●2011年9月事務局レター(11/09/01) 講師;加藤浩子氏、前回例会結果;礒山雅氏

●2011年7月事務局レター(11/07/01) 講師;礒山雅氏、前回例会結果;久元祐子レクチュアー・コンサート

●2011年6月事務局レター(11/06/01) 久元祐子レクチュアー・コンサート、前回例会結果;世界的巨匠ジェラール・プーレの世界

●2011年5月事務局レター(11/05/01) 世界的巨匠ジェラール・プーレの世界、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2011年4月事務局レター(11/04/01) 講師;田辺秀樹氏、前回例会結果;山田高誌氏

●2011年3月事務局レター(11/03/01) 講師;山田高誌氏、前回例会結果;幸松肇氏

●2011年2月事務局レター(11/02/01) 講師;幸松肇氏、前回例会結果;300回記念新年会パーティ

●2011年1月事務局レター(11/01/01) 300回記念新年会パーティー、前回例会結果;江端津也子サロンコンサート 

2012年 


●2012年12月事務局レター(12/12/01) 講師;礒山雅氏、前回例会結果;ミニ・コンサートと講演

●2012年11月事務局レター(12/11/01) ミニ・コンサートと講演、前回例会結果;石津勝男氏

●2012年10月事務局レター(12/10/01) 講師;石津勝男氏、前回例会結果;川口ひろ子氏

●2012年9月事務局レター(12/09/01) 講師;川口ひろ子氏、前回例会結果;西川尚生氏

●2012年7月事務局レター(12/07/01) 講師;西川尚生氏、前回例会結果;久元祐子レクチュアー・コンサート

●2012年6月事務局レター(12/06/01) 久元祐子レクチュアー・コンサート 、前回例会結果;樋口隆一氏

●2012年5月事務局レター(12/05/01) 講師;樋口隆一氏、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2012年4月事務局レター(12/04/01) 講師;田辺秀樹氏、前回例会結果;幅 至氏

●2012年3月事務局レター(12/03/01) 講師;幅 至氏、前回例会結果;江端伸昭氏

●2012年2月事務局レター(12/02/01) 講師;江端伸昭氏、前回例会結果;モーツァルティアン・フェライン新年会

●2012年1月事務局レター(12/01/01) モーツァルティアン・フェライン新年会、前回例会結果;下山静香氏

​2013年

2013年12月事務局レター(2013/12/7) 加藤浩子氏、前回例会結果;倉島収氏、

●2013年11月事務局レター(2013/11/16) 倉島収氏、前回例会結果;江端津也子サロンコンサート

●2013年10月事務局レター(2013/10/01) 江端津也子サロンコンサート 前回例会結果;澤田義博氏、

●2013年9月事務局レター(13/09/01) 澤田義博氏、前回例会結果;久元祐子レクチャーコンサート

●2013年7月事務局レター(13/07/01) 久元祐子レクチャーコンサート、前回例会結果;上田真樹氏

●2013年6月事務局レター(13/06/01) 上田真樹氏、前回例会結果;渡辺順生氏

●2013年5月事務局レター(13/05/01) 渡辺順生氏、前回例会結果;田辺秀樹氏

●2013年4月事務局レター(13/04/01) 田辺秀樹氏、前回例会結果;下山静香ピアノリサイタル

●2013年3月事務局レター(13/03/01) 下山静香ピアノリサイタル、前回例会結果;森垣桂一氏

●2013年2月事務局レター(13/02/01) 森垣桂一氏、前回例会結果;モーツァルティアン・フェライン新年会

●2013年1月事務局レター(13/01/01) モーツァルティアン・フェライン新年会、前回例会結果;礒山雅氏 

2014年

●2014年12月事務局レター(2014/12/20) 12月例会 磯山 雅氏

●2014年11月事務局レター(2014/11/15) 11月例会 西川尚生氏

●2014年10月事務局レター(2014/10/04) 10月例会 上野 優子氏ピアノリサイタル

2014年9月事務局レター(2014/09/20) 9月例会 森垣 桂一氏

●2014年7月事務局レター(2014/07/05) 7月例会 伊藤 綾氏

●2014年6月事務局レター(2014/06/14)  6月例会 久元氏祐子レクチャーコンサート

●2014年5月事務局レター(2014/05/10) 5月例会 倉島 収 副会長

●2014年4月事務局レター(2014/04/12) 4月例会 田辺秀樹氏、前回例会結果;樋口隆一氏

●2014年3月事務局レター(2014/03/29) 3月例会 樋口隆一氏、前回例会結果;プーレ氏Vnコンサート

●2014年2月事務局レター(2014/02/2) 2月例会プーレ氏Vnコンサート、前回例会結果;モーツァルティアン・フェライン新年会

●2014年1月事務局レター(2014/01/22) モーツァルティアン・フェライン新年会、前回例会結果;加藤浩子氏
 

第343回 モーツァルティアン・フェライン例会 2014年12月20日
 
 

 事務局レター【第218号】/2014年12月

 【編集者】澤田義博/笠島三枝子/大野康夫/倉島 収 mozartian_449*yahoo.co.jp  (スパムメールが増えてきましたのでリンクを外しました。お手数ですが*を@に替えて送信願います) 

 

●12月例会(第343回)のお知らせ 

演題:「モーツァルトの晩年再考――ヴォルフ説の視点から」

   お話: 礒山 雅氏

 日時:12月20日(土)午後2時 (午後1時30分 開場)

 会場:お茶の水「クリスチャンセンター」(JR「お茶の水」下車・徒歩3分) 

 例会費:¥2500(会員・一般共)


――――― 礒山 雅氏からのメッセージ

  近年のモーツァルト研究の焦点はひとえに最後の数年のとらえ方にあった、と言ってよろしいでしょう。 貧困と失意の晩年という従来のイメージが否定され、ギャンブラー説が出るかと思えば、危機の存在 そのものを疑問視する意見もあらわれる。そうした百家争鳴の状態が、しばらく続いていました。
  私はその中で良く言えば中庸、悪く言えばどっちつかずの立ち位置にいたのですが、クリストフ・ ヴォルフ先生の『幸運の門出に立つモーツァルト』(2012年、翻訳中)に接して霧の晴れるような 思いを味わい、そこから得た視点を盛り込みつつ、ちくま学芸文庫に『モーツァルト』を書きました。 これは以前講談社の選書メチエで出した『モーツァルト/二つの顔』の文庫化なのですが、新しい 視点によって、抜本的に書き直しています。そのポイントを、今回の講演ではお話ししたいと思い ます。
  ヴォルフ先生は、モーツァルトの晩年に起こったいくつかの出来事の見直しを提案します。1787年 の「宮廷作曲家」への任命、1790年のフランクフルト旅行、1791年の聖シュテファン教会副楽長へ の任命などです。従来の研究、評伝ではこれらはさしたる意味をもたないもの、期待に反する結果に 終わったものとされて、軽視されてきました。しかしそう考えたのでは説明できないことが、いろいろ あります。1788年、《三大交響曲》の充溢とプフベルク書簡の出現はどういう関係にあるのか。最後 の年における創作力の噴出は、なぜ可能になったのか。また、最後期における様式変貌のきっかけを、 どこに求めたらよいのか、などなどです。
  ヴォルフ先生の著作は、こうした疑問に一貫した回答を与えうるアイデアを含んでいると思います。 私はその視点に立ち、自分なりに、モーツァルトの晩年を根本的に見直してみました。その結果を、 皆様にお伝えします。

 

 

 例会後は恒例の懇親会へのご参加をお待ちしております。
会場:「デリ・フランス」お茶の水店/03(5283)3051

 

 

●今後の例会のご案内(会場記載のないものはお茶の水クリスチャンセンターです)

  1月17日(土) 新年会
  2月14日(土) 加藤 浩子氏
  3月14日(土) 青柳 省三氏(本会会員)
  4月 4日(土) 田辺 秀樹氏
  5月16日(土) 黒岩 悠氏(ピアノリサイタル 会場未定)

 

 

 

●お知らせ 

 フェライン顧問の久元祐子先生が、ウィーン・フォルクスオ パーと共演なさいます。久元先生は特別ゲストとして出演さ れ、モーツァルトのピアノ協奏曲第12番K414を演奏されます。 

2015年1月10日14:00開演、場所:東京オペラシティ コンサ ートホールです。 フェライン会員割引でS席5000円です。 

 申し込みは 

澤田会長まで。 携帯 090-2223-8101  メール:ysawadaamadeus.jp@nifty.com 
チラシは季刊と共にお手元にお届けします。 

 

 

 
●11月例会報告( 第342回 /11月15日)

 演題:フルート作品の不幸
お話:西川 尚生氏 

 1.モーツァルトのフルート嫌いは本当か?―― 結論は出て いない(出しようがない)
 根拠:
  ①モーツァルト本人の父宛ての手紙(1778.2.14)で「僕は我慢のならない楽器(=フルート)の ために作曲・・・」
  ②ヨハン・ペーター・フランク(パヴィア大学教授)の「回想録」1790年8月―9月にウィーンを訪問 し、モーツァルトのピアノレッスン受けたが、楽器の話になった時、「モーツァルトは自分の嫌いな楽器 がフルートとハープだと答えた」
 反論:
  ①ウィーン時代にフルートは実に効果的に使われている。
  ②単にドジャンの演奏を嫌っていただけではないのか?
  ③或いはド・ギーヌ公爵とその娘の演奏の不完全さを我慢せざるを得なかったからではないか? 
 *ここで、K314の第3楽章を聴く(有田正広氏のフルート・トラヴェルソ演奏)。 

 


 2.ドジャンがモーツァルトに依頼したフルート作品の数―諸説あり
 ① 人の父宛手紙「3曲の小さくて易しい、短い協奏曲といくつかのフルート四重奏曲を書けば ドジャンは200フローリンをくれます」(1777.12.10)
  ②本人の母宛手紙「4曲の四重奏曲と1曲の協奏曲」(1778.1.31)
  ③本人の父宛手紙「2曲の協奏曲と3曲の四重奏曲しか作曲しなかった・・・」(1778.2.14)
  ④パリからの父宛手紙「・・・2曲のフルート四重奏曲・・・お送りします。」(1778.7.20)等々曲数が なかなか増えずドジャンの依頼に完全に答えられなかった理由はアロイジアとの恋愛が原因だと 推察される。いずれにせよ、モーツァルトの手紙も混乱しているようでもある。 

 3、フルート作品の楽譜資料と真正性

①フルート協奏曲
   ・第1番ト長調K313(285c) : 1777.7.25のナンネルの霊名祝日のために演奏されたと言われ ており、ザルツブルクで書かれた可能性大。つまりドジャンの(ためではなかったかもしれない。自筆 譜は現存しない。初版譜は1801年ブライトコップフが発行。
   ・第2番ニ長調K314(285d): オーボエ協奏曲ハ長調の編曲稿。モーツァルト編曲とは限らない。 第2楽章の長さがオーボエ協奏曲と比べ1小節違う。自筆譜、現存せず。但しオーボエ協奏曲につい ては第1楽章の9小節分の自筆スケッチ及びウィーンで作成された筆写パート譜あり。
   ・フルートとオーケストラのためのアンダンテK315(285e): 自筆スコアあり。おそらくドジャンのための作品。 1778.1-2月に作曲
   ・フルートとハープのための協奏曲 K299(297c): おそらく1778.4作曲。 自筆スコアあり。
②フルート四重奏曲
   ・フルート四重奏曲 二長調 K.285:1777.12.25作、自筆スコアあり。おそらくドジャンのため の作品。

 

 *ここで、ツェラー、ベルリンフィル・ゾリステンの演奏を聴く。
   ・フルート四重奏曲 ト長調 K6 285a :自筆譜が現存せず、ドジャンのためだったかどうか分か らないが、可能性はある。スタイル的にはモーツァルトの真作。
   ・フルート四重奏曲 ハ長調 K.Anh.171(285b): 真正性に最も問題ある曲。第1楽章はおそらく 1781年作。第1楽章のスケッチは残っている(但し、10小節)が出来が悪い。また曲のスタイルが モーツァルト的ではない。第2楽章はGrand Partita 第6楽章 をアレンジした物。西川先生はどち らかと言うと真作説。

 *ここで、ゴールウェイと東京カルテットの演奏を聴く。
   ・フルート四重奏曲 イ長調 K298: 1786-1787頃作曲。 いずれにせよ、ウィーン時代後半の作。前曲がパイジェッロ他の作曲家の作品からの引用。親友の ジャカン男爵のため書かれた。その後,1778年にパリで、マンハイム・(ヴァイオリン)ソナタ6曲が 出版された。特にK301はフルートでも演奏できるように書かれている。

 *ここで、グリューミオー(Vn),ハスキル(P)の演奏とフルートでの演奏はトレヴィザーニの演奏を 聴いた。

 以上のように、モーツァルトのフルート曲は真正性に問題のあるものもあり、今まで通説になって いたドジャンのために作られた曲と言う説も一部の曲については怪しくなっているのが現状である。 (文責:澤田義博) 

 

 

 

 

●例会・懇親会 写真コーナー

 今回の懇親会場は、いつもの「デリ・フランス」お茶の水店に戻り、趣旨に賛同する有志一同で、講師の 西川 尚生氏を中心に飲み会に早変わり。ビールで乾杯後、楽しく質疑・応答、懇親が行われた。 懇親会においては、皆さん元気いっぱい、話題も豊富で、楽しい賑やかなひとときを過ごすことが 出来た。

     なお、写真を削除して欲しい方がおられたら、直ぐに担当宛てメールして頂くか、電話でもよいので、 いつでも連絡して欲しいと思います。削除するのは実に簡単なので、作業は直ぐ実施します。 

  なお、写真が欲しい方は、原版はHP担当の倉島が全て保管していますので、例えば、懇親会4列 の右側の写真の場合は、例えば、 懇上から4・右と言うように写真を特定して、 下記にメールしていただければ、次回例会までにお届けするようにしたします。ただし、恐縮ですが、 Lサイズで30円/枚のご負担をお願い致します。

 容量不足のため、09年の3年前の写真から、順番に削除しています。

お問い合わせ:ホームページ担当;倉島 収: メールはここから 

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